はじめに
こんばんバス!
今日は私の大好きなこのアルバムを紹介します!
「RHINOCEROS」作品情報
Title: RHINOCEROS
Release date: 2015/8/19
Tracks:
1. ANGRY BIRD
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:篤志
2. オー!リバル
作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁 編曲:tasuku
3. Ohhh!!! HANABI
作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁 編曲:シライシ紗トリ, 大嵜慶子
4. wataridori
作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁 編曲:近藤隆史
5. Hey Mama
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:ポルノグラフィティ
6. 俺たちのセレブレーション
作詞:岡野昭仁・新藤晴一 作曲:岡野昭仁 編曲:宗本康兵
7. Stand Alone
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:江口亮
8. ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:宗本康兵
9. ソーシャル ESCAPE
作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁 編曲:根岸孝旨
10. バベルの風
作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁 編曲:tasuku
11. AGAIN
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:立崎優介, 田中ユウスケ
12. Good luck to you
作詞:岡野昭仁・新藤晴一 作曲:岡野昭仁 編曲:江口亮
13. 螺旋
作曲:新藤晴一 編曲:宗本康兵
14. ミステーロ
作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:近藤隆史, 立崎優介, 田中ユウスケ
全編曲:ポルノグラフィティ
オリコン週間ランキング初登場: 1位(最高位)
累計売上枚数:6.4万枚
作品概要
「PANORAMA PORNO」以来3年5ヶ月ぶりにリリースされた10thアルバム。
このアルバムからついに本間さんの名前が消えてしまいました。
「∠TRIGGER」以降、作曲はメンバーのみで行っていましたが、本間さんのプロデュースのもとで作成された作品であり、「PANORAMA PORNO」でも「光のストーリー」のみ本間さんが編曲として携わっています。
この「RHINOCEROS」では作曲でも編曲でも本間さんは関わっていません。ポルノの歴史においてもものすごく大きなターニングポイントになる作品だと思っています。
このアルバムは現時点でオリコン週間ランキング1位を獲得した最後のオリジナルアルバムとなっています。
1位をとった時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。
売上枚数で言えば、それはもうずっと前から右肩下がりなのですが、それはCDの売上そのものが下がっているのも多少は関係していますし。
その中で1位を獲得できたというのは、メンバーにとっても自信になる出来事だったのではないでしょうか。
個人的に、このアルバムは非常に気に入っています。
ちなみにアルバムタイトルの「RHINOCEROS」は動物の「サイ」を意味する英単語。「俺たちのセレブレーション」から「オー!リバル」までの「見んさい」「聞きんさい」「歌いんさい」シリーズの「さい」と「サイ」を引っ掛けた駄洒落的なネーミングになっています。
ポルノ史上最も意味のないアルバムタイトルかもしれませんね(笑
字面と響きはかっこいいですけども。
全曲レビュー
「ANGRY BIRD」
「ANGRY BIRD」、某スマホゲームと同じタイトルのこの曲ですが、関係は全くありません。
イントロからすでにかっこいい。
アルバムの1曲目に相応しい曲だと思います。
個人的に、こういうどっしりとしたロックで、ちゃんと聞かせる曲を1曲目に持ってきたのはとても良い選曲だと思いますし、この曲を聞いた時点でアルバムへの期待感が爆上がりしました。
生音だけでなく、シンセの音もふんだんに使われているアレンジはとても篤志さんらしいなと思います。
こういうデジタル色の強い楽曲はすごくポルノに似合うと思います。
初めて聞いた時から、これは絶対にライブの1曲目にやるでしょうと思っていましたが、思った通り"DICE ARE CAST"では1曲目に披露されましたね。
こういう、シングルにはならないんだけど、アルバムの中でしっかり存在感を放って、聞き応えのある楽曲をメンバーが作れるようになったということにひとしきり感動しました。
もちろん今までもそういう曲はあったのですが、なんというか、「ANGRY BIRD」があまりにもどっしりと構えてい流のがとても頼もしく感じました。
このアルバムはそういう強めの曲が勢揃いのアルバムです。
「オー!リバル」
2015年4月にリリースされた42ndシングルです。
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」の主題歌でした。
「オー!リバル」はこのアルバムに収録されているシングル曲の中で最も知名度のある楽曲なので、序盤に収録されるのは納得です。
1曲目の「ANGRY BIRD」でみんなの知ってるポルノとはちょっと違う一面を見せておいて、2曲目の「オー!リバル」でみんなが知ってるポルノにちゃんと戻ってくるのが優しさ設計ですね。
シングルのレビューでも書いたと思いますが、こういう、いわゆる"ポルノっぽい"とされる楽曲をメンバー自身で作ろうとしたことはもっと評価されていいと思います。
本間さんの楽曲によって作られたイメージと葛藤していた時期はあったでしょうけども、それも含めてポルノグラフィティなんだと、これまでの歴史をしっかり背負って活動していこうという決意表明のようにも感じられます。
詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
「Ohhh!!! HANABI」
この曲は先行配信もされ、テレビでも披露されていました。
クレイジーなMVも製作されていますのでもし興味があればご覧ください。
この曲めちゃくちゃ好きなんですよ。
僕はポルノのこういう曲を聞きたくてファンをやってるんだと、改めて思えた作品です。
「オー!リバル」もそうですけども。
こういうアップテンポでノリノリでキャッチーな楽曲に、新藤晴一がぴったりな歌詞をはめて、それを圧倒的な歌唱力で岡野昭仁が歌うというのがポルノグラフィティの持ち味じゃないでしょうか。
もちろん、しっとりしたどっしりとしたバラードなんかをじっくり聞かせるのもいいんですけどね。
こういう頭を空っぽにできるような楽曲を圧倒的な歌唱力で歌われると、下手に感動的な曲を聞くよりよほど感動してしまうんですよ。
しかも、僕の大好きな夏の歌ですしね!!!!
ポルノの夏うたをまとめたこちらの記事にも「Ohhh!!! HANABI」はしっかり入っています。
歌詞もね、読む分には別にあれですけど、歌うのはとても楽しい。
ヒュルル ドカンと花火が咲いたら 幾千の瞳が輝くだろう
サマードリーム ファイヤーワーク 僕らもその一つになる
字面で見るとなかなかあれですけど、サビの頭に「ヒュルル」を持ってくるあたり、新藤晴一の引き出しはまだまだ多くの棚を残しているなと思いました。
多分、100段あるうちの10段もあけてないのだと思います。
そしてこの「ヒュルル」という花火のようにぶっ飛んだ入りのサビを、こんなにもどっしりと歌える我らがボーカル岡野昭仁も素晴らしいです。
最後の落ちサビで静かになったところでの「ヒュルル」はマジでやばいです。
多分、今までに「ヒュルル」という歌詞を歌った人を集めて全国大会を開催したら余裕で優勝できるでしょう。
サビ以外にも
ハッとしてグッときて
みたいな、ちょっと懐かしいフレーズが入っているのもいいですね。
その後に
不思議な懐かしさが込み上げる
とくるので、その伏線になっている気もします。
あと、2番のサビに出てくる
セルロイドのお面をねだった
ですが。恥ずかしながら私はこの曲でセルロイドという言葉を初めて知りました。
お祭りで見かけるスーパー戦隊とかおジャ魔女ドレミとかのお面のことですよね。
確かにねだりました。
そして個人的に1番好きなのは
さんざめく人の波の その中で耳元へ
寄せた唇から こぼれた I love you
です。
いや、これお祭りの人並みの中で、不意に耳元で「I love you」って言われたらちょっと面白いなと思って。
「好きだよ」とかならわかりますよ。まだ。
さんざめく人波の中でとっさに「I love you」こぼれますか?
僕の人生ではまだこぼれたことないですが、然るべき時にはしっかりと「I love you」をこぼせる人間になりたいと思いました。
「watarodori」
これめちゃくちゃ好きなんですよ。
なんか、合唱コンクールとかの課題曲になってほしい。
シンプルに歌のメロディがいい。
そしてキミと巡り合った
ずいぶん前から知ってるようだよ
ボクの見える世界が変わる
ただすべてがいま輝き出したんだ
これはサビですけど、昭仁は相変わらず君を「キミ」と書くのが好きですね。
個人的に好きなところは2つあって、1つ目は
降り出した雨は羽を濡らした
止むまで少し休もうかな
の「少し休もうかな」の歌い方です。
メロディにピッタリはまってて、ここだけ本当にセリフで「少し休もうかな」っていってるように聞こえるのが好きです。
あとはDメロ
約束を交わしていなくてもいい
必ず会える場所があるはずさ
の「場所があるはずさ」の歌い方です。
このDメロ全体がめちゃくちゃかっこいいんですけど、特にこの部分力がこもっててかっこいい。
こういうシンプルなバラードでも、しっかり盛り上がるサビがあって、しかもさらにぶち上げてくるDメロまで用意してるのやばくないですか?
この曲でもメンバーの本気度合いを感じました。
スローテンポな楽曲で、しっかり聞き応えのある曲に仕上げられるというのはとても大事なことだと思うんですよ。
かなりの偏見を交えて言いますが、スローテンポな楽曲って、それだけで良い曲風の雰囲気があるじゃないですか。
ゆっくりな曲にちょっと意味ありげな歌詞を載せるだけで、リスナーが勝手に解釈して良い曲だと褒めちぎるみたいなことって割とJ-POPあるあるだと思っていて。
でも個人的にはそういう良い曲風雰囲気をまとっただけの曲はあまり好きじゃないんですよ。
だからスローテンポな楽曲を出す時は、個人的には逃げないでしっかり聞き応えのある曲を作ってほしいなと、世の中の全ミュージシャンに対して思っています。
その点この曲は本当に聞き応えのある楽曲になっていますし、シングルにしてもいいレベルだと思います。。
アップテンポなわかりやすい曲とのダブルフェイスシングルの2曲目としてリリースしてほしいです。
今からでもシングルカットしてください。
「Hey Mama」
久しぶりに晴一がマイクを握ったぞ!という曲です。
実際には握ってはないですが。
こういうちょっとお遊び的な曲も、アルバムのならではの醍醐味であって。
全然やってくれていいと思ってるんですけど。
このアルバムは特に、この曲の前も後も、しっかりとした曲がびっしりと並んでいるので、こういうトンチキソングを突然ブッ込まれても、こちらも心に余裕を持って聞くことができるんですよ。
そしてこの曲は音源で聞くより、ライブで聞いた方がいいと思うので、また何かの機会に歌ってください。
そしてそして、地味に鳥のさえずり的な音が曲中に散りばめているのに今初めて気づきました。
「俺たちのセレブレーション」
3さいシリーズの第一弾「見んさい」にあたる40thシングルです。
歌詞は二人の共作で、1番は昭仁、2番は晴一が書いています。
1番と2番で違う世界観が違うので非常にわかりやすいです。
こちらはシングルレビューの際に詳しく語りたいと思います。
「Stand Alone」
この曲と、9曲目の「ソーシャル ESCAPE」は模範的なアルバム曲だと思います。
アルバムの中にはこういうちょっと力を抜ける曲も必要です。
サビのメロディがなんかクセになりますよね。
なんていうか、全てを投げ出したような、気の抜けた感じがするんですよ。
そこの「逃走だ」とかくるから、もう全てを投げ出して、逃げ出したくなります。
この曲は少し珍しい作りになっていて、最初のサビと1番・2番のサビはキーが違うんですよね。
頭のサビはAなんですが、1番・2番では転調してBになっています。全音上がってますね。
そして最後のサビは、前半がAに戻って、後半でBに転調して勢いを出しているという感じです。
この曲は、初めて聞いた時は歌詞も曲も昭仁っぽいのなと思ったのですが、意外とどっちも晴一でびっくりしました。
でもまぁ歌詞には所々、晴一っぽさがありますね。
見上げたら飛行機が 西に向かい飛んでいる
"あぁなんて小さいヤツだ"と見下ろす
という自分を卑下するフレーズは晴一らしい気もします。昭仁も言いそうですけどね。
個人的には
反抗だ やせ我慢のレジスタンス気取って
とか
変化を求めればきっと 風穴くらいあくだろう
がすごく昭仁っぽいなと思うんですが、晴一なんですよね。
そういう意味ですごく不思議な曲です。個人的に。
歌詞はいまいち理解できてないのですが、思い通りに行かない現実もあるけど、自分なりに抗って生きていこうぜ、みたいな曲なんですかね。
ちょっと自分的にどういう時にこの曲を聞いたらいいのかはまだ定まってませんが、アルバムのこの位置でしっかり聞いていきたいと思います。
「ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜」
これがなんでシングル曲に選ばられたのか、ちょっと不思議ではありますが、アルバムの中で聞くと結構いい。
今までのポルノにないジャンルの曲ですね。
3さいシリーズの第2弾、「聞きんさい」ということでリリースされた楽曲です。
曲がどうこうっていうのはまたシングルレビューの時に書こうと思うのですが、とりあえずこれもMVがシュールすぎるのでぜひご覧ください。
「ソーシャル ESCAPE」
これもまた模範的なアルバム曲。
TwitterなどのSNSを題材とした曲ですね。
SNSで他人にいいねしたりいいねされたりするのは時に心地いいものですが、そこに逃げてばかりでいいのかな?というようなことを歌っているんだと思いますよ。
これはこれで昭仁らしい歌詞だと思います。
サビは若干センチメンタルな気分になるメロディですね。
今の状況に満足して留まっていていいんだろうか、みたいな焦りとか葛藤みたいなものが感じられます。
「バベルの風」
イントロのギターリフがかっこいいですね。
このアルバムの中では「ANGRY BIRD」と並んでわかりやすくロックをやってる曲じゃないでしょうか。
歌詞は、何かに焦りを感じつつも、心の中に風が吹いて、あの日の約束を忘れずに前に進まなきゃ的な、ポルノの曲にたまに出てくる漠然とした焦燥感を歌った曲になっています。
これは歌詞を読み込むタイプじゃないと思うので、とにかくかっこよさを感じることが大事だと思っています。
「AGAIN」
この曲は結構好きです。
「RHINOCEROS」の中でも3本の指に入る出来だと思っています。
「wataridori」でも同じようなことを言いましたが、この曲もすごく聞き応えがある。
まずアレンジが良いんです。
Aメロでは主人公の孤独な感じがすごく伝わってきますし、Bメロでは主人公が少し追い詰められている様子が伺えます。
そしてサビでは心の叫びを吐露しているような、感情の昂りが感じられるアレンジになっていてとても良いと思います;。
そして何よりこれもシンプルにメロディがいい。
歌詞も晴一らしいフレーズが散りばめられていて、好きです。
夜ごと君に話していた約束は今も果たせず
これは4年後にリリースされた「VS」でも同じようなことを言っていましたし、そもそもは「ダイアリー 00/08/26」でも夜ごと君に未来についての言葉を話していましたね。
夜ごと君に話すの好きだなぁ。
遥かな昔 海に沈んだ架空の街の地図で 旅をしているみたい
とあるのですが、最終的には
本当のこと言うよ 時間と共に 地図は掠れていって 今では読めもしない
となっていて、これもまたポルノあるあるですね。
彼らはいつもまともな地図を持ってないんですよ。
「ひとひら」でも地図持ってませんでしたしね。
今回は一回は地図があると見せかけて、最終的には使い物にならないやつだったというオチでした。
実質持ってないのと同じですね。
そして何より私が一番注目しているのは
国道沿い 冷えた公園の 薄い乳色の朝もや
「乳色」って言いますか???
この曲を知るまで「乳色」という色の名前を知りませんでした。いわゆる乳白色のことだそうです。
パッとこの言葉が出てきたのならそれはとてもすごいなと思います。
今度から朝もやを見たら乳色だなぁと思うことにします。
「Good luck to you」
このアルバムは終始晴一が好きなことやってんなぁという印象の一枚なのですが、この曲もそれを感じさせる1曲です。
2番でいきなりラップを始めるのが好きなギタリスト・新藤晴一さんですが、この4年後にもシングルのカップリング「一雫」で同じことやってます。
ただこの曲の場合は、本当になんでいきなりラップ始めたのかマジで意味がわからないのですが、本人が楽しそうなので良いのかなと思います。
スタバでデート 飲むマキアート 二人でとりたいセルフィでSHOT
改めて字面で確認するとなかなかパンチがありますね。
「二人でとりたいセルフィでSHOT」が絶妙にダサくて好きです。
その後の
ツイートアップ 誇るラブ Reply come on!
なかなか、胸に込み上げるものがありますね。
そして歌詞には載ってませんが、サビ前の「大問題!」のとこが一番楽しそうで好きです。
この曲をカラオケで歌うときは、ギタリストになりきってラップも頑張りたいですね。
「螺旋」
「ミステーロ」へと繋がるインストです。
晴一のギターが歌ってます。
ギターインストは前作「PANORAMA PORNO」にも「Truly」が収録されていましたね。
インストを入れるかどうかは完全に気まぐれなんでしょうけど、今回はミステーロへと自然に繋ぐためにもこの曲は必要だったかなと思います。
ライブでも「螺旋」→「ミステーロ」の准胝披露されていました。
「ミステーロ」
「ミステーロ」は「名探偵コナン 業火の向日葵」の主題歌候補曲だったそうです。
アレンジが思いっきりコナンですよね。今から絶対殺人事件が起こりそうな怪しい雰囲気。
「業火の向日葵」は怪盗キッドが出てるくる回ということで、ライバルがテーマの一つになっていたのもあって、「オー!リバル」が選ばれたんでしょうけども。
この「ミステーロ」もなかなかの名曲です。
できればこれもシングルにしてほしかった。今からでも良いからシングルカットしてほしい。
そして今からでも良いのでコナンのテレビシリーズの主題歌に使ってほしい。
これはもっと世間にアピールした方がいい曲だと思うんですけど、アルバムの1曲に留まっているのが本当に勿体ないです。
サビもキャッチーですし、Cメロもかっこいいですし。
確かなもの欲しいのなら あいにく
ここにはどうもないみたいさ バイバイバイ
の「あいにく」と「バイバイバイ」のハマり方がただひたすらに気持ちいいです。
私が一番好きなフレーズは
間違いだけで作る 可憐なドレス
です。
謎の材質で作られたものシリーズです。
間違いだけで作られた可憐なドレスとはどんなドレスなんでしょう。
そもそも間違いだけで作ってるのに可憐なドレスになるものなんでしょうか。
そういう謎めいてるフレーズもまさにミステーロですね。
"続・ポルノグラフィティ"で披露されたアコースティックバージョンもよかったですが、やはり原曲が一番かっこいいです。
おわりに
「RHINOCEROS」は近年の(と言ってももう7年前ですが)作品の中でも1番の力作だと思います。
もちろん、それぞれのアルバムに良さがありますし、安易に優劣をつけるつもりもありませんが、このアルバムを初めて聞いた時の満足感というか、高揚感というか、ワクワクした気持ちは今でも忘れられません。
個人的には「ANGRY BIRD」、「wataridori」、「AGAIN」がこのアルバムの3本柱になっていると思います。
どれもシングルにはなりづらい曲だとは思いますが、シングルになってもおかしくないくらいの圧倒的な存在感、完成度の高さを感じます。
最近ポルノに興味を持って、どのアルバム聞いたら良いんだろうという人には是非とも「RHINOCEROS」をお勧めしたいです。
久しぶりに"DICE ARE CAST"のブルーレイ見てみようかな!
ということで、次回はあのシングルを紹介します。
お楽しみに!