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3rd single「ミュージック・アワー」【ポルノグラフィティ全作レビュー#24】


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はじめに

こんばんバス!

今月初めての更新です。
今日紹介するのは私が一番好きなこのシングルです!

ミュージック・アワー」作品情報

Title: ミュージック・アワー
Release date: 2000/7/12

Tracks:
1. ミュージック・アワー
 作詞:ハルイチ 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma
2. PRIME
 作詞:アキヒト 作曲:シラタマ 編曲:ak.homma
3. Century Lovers(LIVE!)
 作詞:ハルイチ 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma
4. ミュージック・アワー(Backing Track)
 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma

オリコン週間ランキング初登場: 5位(最高位)
累計売上枚数:46.4万枚

作品概要

2000年1月リリースの「ヒトリノ夜」以来、半年ぶりにリリースされた3rdシングル。 「ミュージック・アワー」は大塚製薬ポカリスエット」のCMソング。CMには鈴木杏さんが出演していました。

全曲レビュー

ミュージック・アワー

www.youtube.com

私が一番好きなポルノグラフィティの曲、「ミュージック・アワー」です。
この曲に対する思いを述べるだけで1つの記事を書けるくらいですが、手短にまとめていきます。

まず、私と「ミュージック・アワー」との出会いについて。
あれは忘れもしません、2000年7月14日金曜日に放送されたミュージックステーションです。
この番組に出演し、1曲目に「ミュージック・アワー」を披露したのです。
確か冒頭のDJの部分はMステ仕様になっていたと思います。
当時はケータイもパソコンも持ってなかったので、ポルノの新曲情報は雑誌かテレビからしか得られませんでした。
2000年はやっと音楽雑誌(CDでーたとかCD Hitsとか)を読み始めた頃だったのですが、Mステを見るまで「ミュージック・アワー」をリリースすることを知りませんでした。
「アポロ」を聞いてからポルノに大変興味を持っていた私は、2枚目の「ヒトリノ夜」を買い、お小遣いの関係で「ロマンチスト・エゴイスト」は1回見送りましたが、次のシングルを楽しみにしていた頃でした。
かといって、明確にファンと言うほどでもない、すごく微妙なところだったと思います。

そこでリリースされた「ミュージック・アワー」。
Mステで聞いた時の衝撃は今も忘れません。

「なんじゃこのめっちゃいい曲は……。」

もう夏でしかない。僕の中で「ポルノ」という単語と「夏」が初めて出会って手を取り合った瞬間でした。
あの時のMステは今でも忘れもしません。放送日も覚えているくらいです。(嘘です調べました。)

それから、程なくしてCDも買いました。
当時はまだ小学5年生だったので、お小遣いの範囲でしかCDを買えず、欲しいからといってすぐに買えるわけでもなかったんで、2週間くらい経ってからやっと買えました。

買ってからはアホみたいに聞いたんじゃないですかね。
親の車の中とかでも聞いていたと思います。

「こんなにキャッチーな曲作れるなんて、このバンド、てかこのak.hommaって人、読み方わからんけどすごいな」と思いました。

「アポロ」から3作続けてキャッチーな楽曲をリリースして、全て私の好みのど真ん中。
この「ミュージック・アワー」を聞いて、ポルノグラフィティのファンになろうと決めたんですよね。

「この人たちについていこう」と思いました。

振り返ってみれば、「アポロ」からすでにファンだったとは思うのですが、これからも応援し続けようと心に決めたのはこの「ミュージック・アワー」のおかげです。

それ以来、私にとってはとても大切な曲です。
元々夏生まれなのもあって、夏は好きですし、夏を盛り上げてくれるような曲も好きです。
ミュージック・アワー」は夏にも、夏以外にも欠かせない特別な楽曲だなと思います。

こういうキャッチーな曲を作ってみたいと、なんとなくこの頃から思うようになった気もします。

そして何と言っても「ミュージック・アワー」は歌詞がいい。
ラジオのDJが恋のお悩み相談をしてるという設定も斬新でいいのですが、その中での言葉選びとか、言ってること一つ一つがいいですよね。

サビの

君が胸を焦がすから、夏が熱を帯びてく

この歌詞すごくないですか。
もう、このメロディにこの言葉意外ハマらないなと思わせるほど完璧なフレーズだと思います。

「君が胸を焦がすから」という表現。小5の僕にはそこまでピンときてなかった気もしますが、「胸って焦がすもんなんだな」とは思いました。
それから僕も大きくなって、きっと何度かは胸を焦がしたと思いますし、その時には「ミュージック・アワー」が頭の中で流れたと思います。
僕の中で唯一の胸焦がしソングです。
Mステで「胸焦がしソングランキングTOP100」とかやってくれたら間違いなく「ミュージック・アワー」が1位になると思います。

そしてやっぱり

大好きだから踏み出せない、大好きだから臆病になる

これですよ。

これは誰もが思ったことある気持ちだと思うんですが、ここまではっきり言語化してくれた人今までいましたか?

踏み出せないのも、臆病になるのも、全部大好きなのが原因なんですよ。
決して自分が意気地無しだからとかじゃなく、それくらい大好きだからなんですよね。
大事なことに気づかせてくれてありがとう、ポルノグラフィティ

私は3人時代のポルノのライブには行ったことがなかったので、この曲のサビでみんなが変な踊りをすることも知りませんでした。
Purple'sのDVDで昭仁をはじめとして、その場にいる全員が変な踊りをしているのをみて、これまた衝撃を受けました。
え、これってそう言う曲なん?って思いました。
でも、実際ライブに行ってやってみると楽しいんですよ。
ライブの楽しみ方は人それぞれですし、僕もそこまでいろいろ振りをやる方ではないですが、これだけはやった方がいいと思いました。
これ含めて「ミュージック・アワー」みたなところもありますしね。

新曲でライブをやっていけるのがバンドの理想だ、的なことを晴一も言っていたので、これからもポルノは新曲を出してそれをライブで披露してくれるでしょうけども。
たまにでいいので「ミュージック・アワー」を供給していただけるとありがたいなと思います。

今年の夏も、「ミュージック・アワー」で夏を盛り上げましょう!!!

「PRIME」

3人時代の曲でもどちらかというと珍しい「作詞:アキヒト 作曲:シラタマ」の組み合わせです。
これはこれでとてもポルノグラフィティだなぁと思わせる1曲。
本間さんが作ったポップでキャッチーな曲とは違う、メンバー作のマニアックな曲だなと思っています。
リリースされた当時からそんなに回数をたくさん聞いたわけではないですが、何かのきっかけでたまにこの曲を再生した時に
「これもポルノだよなぁ」
としみじみ思ってしまいます。
インディーズ時代を詳しく知っているわけではないのですが、その頃のポルノの雰囲気が感じられる、今となっては貴重な曲ですね。
ポルノはインディーズ時代に作った曲で、結局メジャーでリリースされなかったものが結構あるので、この曲は日の目を見ることができたのは奇跡かもしれません。

2014年の「神戸・横浜ロマンスポルノ'14 ~惑ワ不ノ森~」で披露されたんですよね。メドレーの1曲として。
「Jazz up」の後にきたもんだから、なかなかなマニアックな選曲だなと驚いたものです。
今後ライブで聴ける可能性はかなり低いでしょうから、非常に貴重な経験になったなと思います。

「Century Lovers(LIVE!)」

1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」に収録されている「Century Lovers」のライヴバージョンです。
このシングルがリリースされた時、僕はまだ「ロマンチスト・エゴイスト」を持っていなかったので、このライヴバージョンで初めて「Century Lovers」を聞くことになりました。
当時はライブに行ったこもなかったため、冒頭のコールアンドレスポンスを初めて聞いた時はびっくりしたというか、なんだこれは!と思いました。
初期のコールアンドレスポンスなので、今とは全然違う、メンバーたち曰く体育教師のようなノリの、すごくパワフルな煽り方をしてましたよね。
この5年後、Purple'sのDVDで新しくなったコールアンドレスポンスを見た時は、それはそれでびっくりでしたよ。
「いつの間にか変わっとる!!!」と。
この曲をまたみんなで声出して楽しめる時が来るといいですね。

ミュージック・アワー(Backing Track)」

最近のシングルではほとんど収録されることのない、いわゆるカラオケバージョンです。
3人時代のシングルでは「ミュージック・アワー」が最後でしたね。

このBacking Trackも結構何回も聞きました。
コーラスが聴けるのがいいんですよ。

特にBメロのコーラス。一緒に歌おうとするとBメロコーラスの昭仁にめちゃくちゃつられるんですよ。
ヒトリノ夜」とかもそうなんですけど。

でも歌ありバージョンだとなかなか聞き取りづらいので、そこだけ聴けるのは嬉しいですよね。
サビのコーラスは結構簡単なので、練習すれば誰でもできるようになると思いますよ!

おわりに

と言うことで、思い出のシングル「ミュージック・アワー」を紹介しました。
ミュージック・アワー」意外の内容が薄くて申し訳ないです。

この曲のおかげで、今の私があると思います。
ポルノグラフィティ、ありがとう。

今年の夏も、たくさん良い曲を届けてください!!

ではまた!

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