はじめに
こんにちは。今回は久しぶりにバーガーキングについての記事を書こうと思います。
思い返せば4年前、何気なくワッパーチーズを食べに行き、思うがままにこちらの記事を書きました。
factorial.hatenablog.jp
この記事、思った以上にたくさんの方に読んでいただくことができ、公開以来アクセス数がぐいぐい伸びて、今ではGoogleで「ワッパーチーズ」と検索すると3番目に出てきます。(つい先日までは2番目に出てきてました。)
このブログの中で最も読まれた記事と言って間違い無いでしょう。
自分で言うのもなんですが、ワッパーチーズのプロモーションにかなり貢献してると思うので、ワッパーチーズ1年間食べ放題券とか欲しいです。バーガーキングさんお願いします。
と言うのは冗談ですが、本気にしてもらっても構いません。
期間限定・ギルティバタービーフバーガーを食べた!
2021年10月22日(金)から期間限定メニューとして「ギルティバタービーフバーガー」と「ギルティバターチキンバーガー」が発売されました!
出典:バーガーキング公式サイト
名前からしてもかなりやばそうなこのバーガー。
「ギルティバター」と言うことで、自らすでに罪を自覚している潔さがバーガーキングらしいです。
公式サイトの説明によると
新開発のバターしみこむクラフトバンズを採用。発酵後のパン生地にバターソースを一つ一つ丁寧に手作業で絞り入れて焼き上げます。バターの芳醇な香りと美味しさを楽しめるリッチなバンズに仕上げました。
とのことです。
誰もが愛してやまない乳製品「バター」をバンズに染み込ませていると言うんですから期待が持てる、いや、期待しか持てませんよね!
と言うことで期待以外の全ての感情を置き去りにして、日曜の昼下がり、私は近くのバーガーキングに向かいました。
ちなみに4年前はバーガーキングに行くまで1時間かかると言っていましたが、それももはや昔の話、今となっては20分程度で行けるようになりました。これが年をとると言うことです。(違います。)
早速注文
店について早速注文。いつもならオニオンやら何やらをヘビーにしますが、今回はとりあえず標準の味を確かめようと言うことで、何もヘビーにはしていません。
注文してから2、3分程度で提供されたギルティバタービーフバーガーのセットがこちら!
ドリンクはもちろんコーラです。
いつも思うことですが、バーガーキングは包み紙が非常にしっかりしていていいですね。
そしてマックとは違って紙の縁が上を向いているんですよね。なので一回全開にしてから持ち直す感じになります。
開けた様子がこちら。
パンの種類には詳しくないですが、普通のバンズと違ってベーグルのような雰囲気のパンでした。
お店で見た時は気づいてませんでしたが、真ん中のあたりにバターが乗っていて溶け出しているのがわかりますね。
このバターは伏線となって後々効いてきますよ。
横から見た図はこちら。
改めて、公式サイトの商品画像と比べてみましょう。
出典:バーガーキング公式サイト
高さ失いすぎだろ!と言うつっこみを入れずにはいられません。
これ絶対にイメージ通りの高さ出すの不可能でしょ。もしも店員さんが作ってから僕が包みを開くまでの間にこの高さが失われたのだとしたらそれはもう神隠しです。
何とか高さがある感じで撮ってもこれが限界でした。
あまりの高さの違いに笑いが出ましたが、ハンバーガーなんてそんなもんです。ハンバーガーの高さは車の燃費のようなものなんですよ。理論値であって実際の値とは往々にして異なるものです。
さて、気を取り直して進めましょう。バンズを上げた状態はこちら。
具は普通のワッパーと同じで、パティ、チーズ、玉ねぎ、トマト、レタス、ピクルス、ケチャップ、マヨネーズでした。
なので、味のベースはワッパーだと思っていただければ問題ありません。
食べていきます!
一口目。
やはりバンズの食感は違います。食べたことはないですが、想像するにベーグルの食感が若干弱くなったような、割と薄めのバンズです。
この時点では正直バターはほとんど感じられません。ただの美味しいワッパーです。
三口目くらいまではずっと普通のワッパーでした。
ワッパーを召し上がったことのない方のために説明しておくと、ワッパーはバーガーキング自慢の直火焼きパティに、野菜とマヨネーズ、ケチャップの味が混ざり合うことで何とも言えない豊かな味わいを楽しめるバーガーです。
ケチャップとマヨの両方が入っているのが大きなポイントだと思います。マクドナルドはケチャップだけで酸味の強いバーガーという感じですが、バーガーキングはマヨネーズも入っているので少しまろやかな感じになるんですよね。
玉ねぎやレタスといった野菜をうまくまとめてくれています。僕が好きではないトマトでさえもうまくまとめてくれている気がします。
不動のエースはやはりパティなのかもしれませんが、ケチャップとマヨネーズはグループをまとめるリーダー、サブリーダーのような存在です。
ということで、バターどうこうは抜きにしてもこのバーガーが美味しいのは間違いないんです。
で、問題はバターですよ。ギルティって言ってるくらいなんだから、もう一口目からバターが襲いかかってくるもんだとばかり思ってましたが、全然そんなことはなく。
まるで待ち合わせの時間を間違えたような、そんな虚しい気持ちになりかけていると……、きました!
バーガーのど真ん中までたどり着いたところでバターの風味が!そして仄かな塩味が! 食べている時は、「おぉ、真ん中で来るんだ!」と思いましたが、それもそのはずですね。
みなさんよく思い出してください、「ギルティバタービーフバーガー」を真上から見た時の図を。
真ん中にバターがめっちゃ乗っとる!!!
伏線が回収されましたね。このバンズ、真ん中付近にはすごくバターが染みていました。
やっと会えました。待ち合わせの時間は間違っていなかったんだと安心しながら食べ進めていると、あるところでバターがスッと消えてまたいなくなってまいました。そう、真ん中部分を食べ終わってしまったのです。
一緒に映画を見て、この後ご飯にでも行けるんだろうなと思った矢先解散を告げられてしまったような気持ちになりました。
待ち合わせの時間は間違っていなかったけど、お互いの想定していたスケジュールにはかなりの齟齬があったようです。
真ん中を終えてから食べ終わるまでは再び普通のワッパーゾーンが続きます。これはこれで美味しいので味としては満足なんですけどね。
ギルティバターというので、それはもうバターにどれだけぶん殴られてもいいくらいの覚悟でいましたが、実際にはソフトなデコピンをされたくらいの刺激だったと言っても過言ではないでしょう。
結論を言うと、無罪 です!!!
ポテトも美味しかった
ここまでバーガーのことばかりを語ってしまいましたが、もちろんポテトもモリモリ食べましたよ。
このポテト、正式名称はフレンチフライですが、以前の記事で僕はこんなふうに言っていました。
完全にマックフライポテト基準の比較になりますが、バーガーキングのポテトは60点ですかね。ハンバーガーについてたら食べるけど、単体で食べようとは思わない程度の。ある意味で模範的で標準的なポテトだと思いました。
あれから4年の月日が流れ、今では全く違う印象を持ってます。
バーガーキングのフレンチフライ、めっちゃ美味しくないですか?
マックよりも太さはあるのですが、その分一本一本がしっかりしていて、食感もどれを食べてもサクッとしていて気持ちいいです。
マックのようにしんなりしたやつが忍び込んでいることがなく、非常に好感が持てます。
今日改めて食べてみて、単体で食べてもいいなぁと思いました。
マックフライポテトとはまた違う方向性のポテトですね。個人的に点数をつけると90点以上は確実にあります。
おわりに
バーガーキングの「ギルティバタービーフバーガー」を食べた感想をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
素直な感想を言ってしまえば、「そこまでギルティじゃなかったな」ということです。
「君が思ってるほど大きな罪は犯してないからそんなに自分を責めるなよ」と言ってあげたいですね。
私は結構バターが好きで、もし社会的に許されるのであれば、バターをそのままかじりたいといつも思っているほどです。
そういう意味で、今年の2月ごろに発売された赤城乳業の「かじるバターアイス」は画期的な商品でした。
あの商品こそ罪深く、まさに「ギルティかじるバターアイス」でもよかったくらいです。
それに比べると、今回のバーガーキングはかなりマイルドだったかなと思います。
無罪判決を出しましたが、ギルティと言って期待値を上げといて食べてみるとそこまでじゃないと言うのは、ある意味罪深いですね。
こんな記事も出ているので注目度は高そうです。 バターを入れるというコンセプトは良いと思うので、さらに罪深く進化してくれることを願っています。
そして、「ギルティバターチキンバーガー」はまだ食べていないので、機会があれば食べてレビューしたいと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!