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超短時間の勉強でデータサイエンティスト検定に合格した話。


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1. はじめに

こんにちは、りんくです。 ツイッターでこんな呟きをしてから早いもので4週間が経ちました。

もう11月が終わってまうやないかい!!
ということで、ブログ書きます。
約束は守るタイプです。よろしくお願いします。  

2. データサイエンティスト検定とは

私が今回受験した試験の正式名称は、「データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル」です。 一般社団法人データサイエンティスト協会が主催する検定試験で、2021年9月11日(土)~2021年9月30日(木)に初の試験が実施されました。
この試験はCBT方式のみの実施となります。

公式サイトの説明によると

アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル:★)と数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。
出典:データサイエンティスト協会公式サイト

とのことです。

協会が提唱しているデータサイエンティストのスキルレベルの「見習いレベル」程度の能力・知識があれば十分合格できる程度の試験と言えそうです。   スキルレベル
出典:データサイエンティスト協会公式サイト

この試験に合格するためには、次の3つの分野を勉強する必要があります。

  • データサイエンス力
  • データエンジニアリング力
  • ビジネス力

リテラシーレベルということもあり、広く浅く出題される印象があります。
試験のボリュームは以下の通りで、割とサクサク答えていかなきゃ終わらないのかなという感じですね。

  • 試験時間:90分
  • 問題数:80問程度

詳しくはデータサイエンティスト協会の公式サイト、データサイエンティスト検定の紹介ページをご覧ください。

www.datascientist.or.jp

3. 前提知識

私の勉強方法や勉強時間を紹介する前に、データサイエンスについての前提知識がどの程度あるかということを説明しておきましょう。  

学生時代

統計検定を受験した際の記事でも書きましたが、私は理系で情報工学部の出身です。そのため、プログラミングの基本は学んでいますし、データベースに関する講義も受けていたので基礎知識はあります。(データベースの単位を落としたのは内緒です。)
また、学生時代ではありませんが、社会人になってからも今の職種につくために個人的に勉強をしていました。
SQLPython、Rでのデータ処理、機械学習については大学の図書館でひたすら本を借りて勉強したものです。
これらは大学時代には全くやったことがない言語、内容だったので、社会人になってから初めて学びました。  

実務経験

職種としてはデータアナリスト的な経験を2年以上3年未満経験しています。
実務ではExcelはもちろんのこと、R、PythonSQLなどを使ってデータを処理し、TableauやPower BIなどのBIツールでデータの可視化を行っています。
今はほとんどないですが、多変量解析や機械学習を用いて簡単なデータ分析をしたこともあります。

この程度のレベルの知識を持っている状態で今回の試験に望みました。

4. 勉強時間と勉強時間

今回の私の受験スケジュールですが、受験申し込みをしたのが 2021年8月7日(土) 、受験日が 2021年9月25日(土) となります。
申し込みした日が受験を決意した日なので、試験日まので勉強期間はちょうど 7週間 ですね。

その7週間の間に何をしたか振り返ってみましょう。

1週目 (2021/8/7 - 8/13)

この期間は公式サイトでも紹介されているスキルアップAIの 「DS検定リテラシーレベル対応データサイエンティスト基礎講座」 に登録して、講義動画を見ていました。

これは無料で受講できる講座で、登録を済ませると3営業日以内に講義動画のURLが送られてきます。が、実際には1時間程度で送られてきました。この微妙なタイムラグはなんなんでしょうか。
データサイエンティスト協会が監修しているので試験範囲を基本的に網羅していると思います。

公開されている動画は7本で、1本あたりの長さは30分から4時間程度のものまで様々です。
動画以外にテキストなどの教材があるわけではないので、ただひたすらに動画を見るだけになります。
結構ゆっくり喋ってくれるので私は2倍速ぐらいで再生していました。

結局最後の2本くらいは再生すらしていないのですが、完全に初学者で、データサイエンスをほとんど勉強したことない方にとっては良いコンテンツだと思います。
後で紹介する書籍などもありますが、やはり人が説明しているのを聞いた方が頭に入りやすかったりすることもありますし。
何より無料でこれだけのボリュームの動画を観れるのはお得ですね。とりあえず登録してみて損はないでしょう。

詳しくはこちらをご覧ください。 www.skillupai.com

アプリもリリースされているようです。
www.skillupai.com

2週目 - 6週目 (2021/8/14 - 9/17)

いきなり5週間分まとめてしまいましたが、この時期は本当に、気持ちいいほど何も勉強していません。
理由は2つあります。

  • 動画を観たことで試験のレベル感がわかり、そこまで本気で勉強しなくても良さそうなことがわかった
  • 8月末から9月中旬までの2週間は本気で仕事が忙しかった

ということで特に何もしていません。
この時期にした主な活動は公式の参考書を楽天で注文し、発売日に受け取るという程度ですね。

7週目 (2021/9/18 - 9/24)

はい、ということで早くも最終週、試験直前です。

この頃に私がやっていたのは、9月上旬に購入したこちらの参考書です。

「最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック」ですね。
「公式」といっているんですから、これをやっときゃ間違いないんでしょうという気持ちで、届いた日からちょくちょく読んでいました。
……が、これも結局全ては読んでいません。
当然知らないこともたくさん載っていましたが、知っていることの方が多かったと思います。

この本をベースとして、最初にあげた動画講座などを観ていくと勉強が捗るかもしれませんね。

ということで、そんな感じのふんわりした勉強で本番に臨みました。

5. 試験当日、そして合格発表

9月25日土曜日、私は12:30〜14:00の時間帯で受験しました。 試験時間は 90分 です。

試験開始10分前にテストセンターに到着、受付を済ませ、荷物をロッカーに入れて受験する部屋に入りました。
普通のテストセンターでパソコンがたくさんあり、その中の1つに案内され着席。
注意事項をしっかり読んで、いざテストを開始しました。

択一式の問題で、80問程度出題されます。問題数だけ聞くと1問1分程度しかないので焦りますが、そこまで難しい問題は出てきませんでした。
基本的に1問30秒以内で答えられるようなレベルの問題ばかりだった気がします。
流石に勉強不足な部分もあり、全然知らない問題も出ましたが、そこは勘で答えました。(そして案の定間違えました)

全部の問題を解き終えるまでにかかった時間は、およそ 45分 でした。
わからない問題もあったものの、解き進めるうちに、「これは流石に受かるだろう」という気持ちになってしまったので、そこまで念入りな見直しはしていません。

試験を終えて部屋を出ると、受付で結果レポートがもらえます。
このレポートには総合評価と各分野の正答率が%で記載されています。

私の結果は以下の通りです。

  • 総合評価:        87.7%
  • データサイエンス:    91.1%
  • データエンジニアリング: 88.0%
  • ビジネス:        80.0%

ビジネスが弱すぎますが、勉強時間トータル10時間程度にしてはよく頑張った方でしょう。

そして、この受験から1ヶ月ちょっと経過した11月2日(火)の夕方、突然合否結果が発表されました。

気になる結果は……こちら!

DS検定合否

そりゃそうですよ。タイトルですでに言ってますから。

この結果と、スコアレポートの割合から計算すると 満点は 450点 でしょう。 分野別の配点は以下の通りです。

  • 総合評価:        450点
  • データサイエンス:    225点
  • データエンジニアリング: 125点
  • ビジネス:        100点

データサイエンスの割合がちょうど半分で一番大きいです。
見習いレベルということなので、まずは知識を蓄えてくれということなのかもしれませんね。
エンジニアリングの割合がもうちょっと大きくてもいい気がしますが、流石に択一式のテストでエンジニアリング力を測るのは難しいでしょうしね。

6. おわりに

データサイエンス検定リテラシーレベルの合格体験記的な記事をお送りしました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

私もここ数年いろいろな検定を受けているのですが、検定を受けることの意義は 「その分野の基礎知識をバランスよく学べること」 だと思っています。
自力で勉強を始めようとしても何から勉強していいのかわからない、または何を目標に勉強したらいいのかわからない、ということはよくあると思います。
すでに実務でやっていることであれば、仕事でアウトプットを出すことを目標にすればいいと思うのですが、個人的に勉強している場合などはなかなかアウトプットを出すまでに至らなかったりすると思います。

そういう方にとっては、基礎レベルの検定が用意されていることはありがたいですよね。目標設定もできますし、モチベーションにも繋がります。
今回受験してみて、この試験は データ分析業務に携わって1年未満の方、もしくは未経験で勉強中の方 が対象かなと思いました。

1年以上業務についている方には少し簡単過ぎるのではないかと思います。

興味がある方は公式サイトのサンプル問題や、公式リファレンスブックなどを読んで、自分にはどれくらいの勉強時間が必要そうか確かめてみてください。

次回の試験は2022年の春頃に実施されるそうなのでまだまだ間に合いますよ!

統計検定2級を受験したときの記事はこちら! factorial.hatenablog.jp