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数学や、好きな音楽についての話をしようと思います。

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6th album「m-CABI」【ポルノグラフィティ全作レビュー#52】


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はじめに

こんばんバス!

この全作品レビューシリーズも終盤に差し掛かっておりまして、今回紹介する作品が最後のアルバム作品になります。
残すはシングルのみとなりました。
年の瀬ですね!!!

「m-CABI」作品情報

Title: m-CABI
Release date: 06/11/22

Tracks:
1. m-NAVI 1 "Ride on!! Blue vehicle!"
 作曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ 
2. ハネウマライダー
 作詞:新藤晴一 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
3. BLUE SKY
 作曲:岡野昭仁 編曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
4. BLUE SNOW
 作詞:新藤晴一 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
5. m-NAVI 2 "Keep on having fun with the MUSIC CABINET"
 作曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
6. Winding Road
 作曲:岡野昭仁 編曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
7. 休日
 作詞:岡野昭仁 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
8. NaNaNa サマーガール
 作曲:新藤晴一 編曲:新藤晴一 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
9. DON'T CALL ME CARAZY
 作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
10. ジョバイロ
 作詞:新藤晴一 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
11. m-NAVI 3 "Ready? Silvia, Geronimo, and Lily?"
 作曲:新藤晴一 編曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
12. 月明りのシルビア
 作曲:岡野昭仁 編曲:新藤晴一 編曲:野崎ブラザーズ, ポルノグラフィティ
13. Mr. ジェロニモ
 作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
14. 横浜リリー
 作詞:新藤晴一 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ  
15. m-NAVI 4 "Let's enjoy till the end"
 作曲:新藤晴一 編曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
16. ライン
 作曲:新藤晴一 編曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ
17. グラヴィティ
 作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一 編曲:ak.homma ポルノグラフィティ

Extra~Track CD(初回生産限定盤)
1. NaNaNa ウィンターガール  作曲:新藤晴一 編曲:新藤晴一 編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ

オリコン週間ランキング初登場: 2位(最高位)
累計売上枚数:29.2万枚

作品概要

前作『THUMPχ』から1年半ぶりのニューアルバム。
このかんにシングルを4枚出しており、うち1枚はダブルフェイスシングルだったこともあり、シングル曲が5曲も収録されている。シングルが5曲収録されるのは当時のポルノとしては最多だった。 後にリリースされた『PANORAMA PORNO』や『BUTTERFLY EFFECT』でもシングル曲が5曲収録されていおり、最新アルバム『暁』に至っては6曲も収録されているが、いずれも前作リリースからのスパンが2年以上となっており長い。
この頃のポルノはシングルもハイペースでリリースしていたことがわかる。

多種多様な楽曲が集まったこともあって、何曲かを一つにのカテゴリ(=キャビネット)にまとめて収録するという曲順になっている。その仕切り的な役割として「m-NAVI」と題されたインスト曲(一部歌詞あり)がキャビネット間に挟まれている。

アルバムの曲順にストーリーを見出して聞きたい人にとってはやや納得のいかない構成かもしれないが、楽曲のジャンルがバラエティに富んでいるポルノらしいなと個人的には思った。

初回生産限定盤のみExtra-Track CDと呼ばれるディスクが付属しており、ボーナストラックの「NaNaNa ウィンターガール」のみが収録されている。
「NaNaNa ウィンターガール」は各種音楽配信サービスでは配信されていないため、このExtra-Track CDでしか聞くことができない。

全曲レビュー

「ウェンディの薄い文字」の女の子の声で「Open Music Cabinet!」と掛け声があり、「m-NAVI」シリーズ共通で登場するリフが展開される。
何回か繰り返した後に次の曲へ。
最初のキャビネットは「青と乗り物」コーナー。

ハネウマライダー

www.youtube.com

太陽に映えるメタルブルー

ですね。青い乗り物。このセクションを象徴する曲でしょう。
このアルバムではシングル曲は次のセクションにまとめられているのですが、この曲のみ別のセクションに収録されています。

ハネウマライダー」は二人になってからのポルノの代表曲だと思いますので、この曲でスタートを切るのはすごく潔いというか、懐の深さを感じますね。

シングル「ハネウマライダー」のレビューはこちら!

factorial.hatenablog.jp

「BLUE SKY」

青い空、そして冒頭からバスに乗っているのでこちらも「青」と「乗り物」が登場します。

「少年の残骸を捨て」とあるので、少年から大人に変わっていく過程を描いているんですかね。
これまでは「バス」という、進路のきめられたものに乗って、他人の力を借りて進んできたんだけど、ここからは自分一人で考えて行動しなきゃいけないということなのかなと思います。

冒険を始めたのは誰でもない自分で
舵を取る手離すわけにはいかない

というところが歌詞の内容的にも、昭仁の歌い方的にも好きです。

キャッチーなフレーズが繰り返されるサビもとても昭仁らしいですね。
ボーカルが作った曲だなという感じがします。

ポルノの曲にしては珍しくギターソロがなく、2番後の間奏はシンセが演奏してます。

「BLUE SNOW」

休みの日に不意打ちで彼女をスキーに連れていく歌です。
スキーとは言ってないですが、雪山に行くんできっとスキーかスノボでしょう。

「それならそれで準備があるのよ女には」
起こる顔 脚本ミス 難しいものね

本当に何の予告もなく、映画に行くつもりでいきなりスキーに連れて行かれたらそりゃ彼女も多少は起こるでしょうね。
高校2年生だった僕は、これ系のサプライズは良かれと思ってやっても相手を怒らせる可能性があるから気をつけたほうがいいんだなとこの曲から学びました。

君と過ごす日々に刺激的なドラマなどなくても大丈夫 僕がそこかしこに散りばめてあげるよ サプライズ

この考え方自体は素敵だと思いますし、晴一が言いそうなことだと思いますけどね。
脚本ミスの内容に気をつけないといけないですね。

歌詞の中に「天気職人」が出てくるのは、ファンとしては嬉しいところ。
アウトロにも「天気職人」のイントロのフレーズがラジオから流れている設定で使われています。

そしてそのまま次のキャビネットへ。

「m-NAVI 1」の時とは趣が異なり、アコースティックバージョンになっています。
前のトラックまでの賑やかな雰囲気から一転、落ち着いた少し寂しさも感じる雰囲気が漂います。

このインストによってうまく場面転換していて、短編の映画を次々に見ているような気持ちになります。

ここからはシングル曲コーナー。

Winding Road

www.youtube.com

なるほど、この曲の切ない感じに持っていきたかったわけですね。

ここまでアップテンポな曲が続いていたのでしっとりと聞ける歌を配置したという感じでしょうか。

Winding Road」のレビューはこちら!

factorial.hatenablog.jp

「休日」

シングルコーナーでありながら唯一シングルではない、アルバム新曲となります。

穏やかな休日の日に、うたた寝する恋人の隣で自分の今と昔に思いを巡らせる曲です。

この曲を初めて聴いたのは高2だったので、その当時の僕には思いを巡らせるほどの昔はなかったんですけど、でもなんか大人になってこういう休日を過ごせるのはいいなぁと思ってました。

メロディとアレンジが心地よくて、聴いているだけで心穏やかな気分になれますね。

振り返ってみることも大切だね

のところが特に好きです。

NaNaNa サマーガール

www.youtube.com

この流れでまさかの「NaNaNa サマーガール」!
休日に昔のことを思い出してたら、眉毛犬のことも思い出しちゃったんですかね。

流石にこの流れはぶっ飛んでるなと思いますが、そもそもシングルコーナーですからね、どう並べてもまとまるわけないですよね。

NaNaNa サマーガール」のレビューはこちら!

factorial.hatenablog.jp

「DON'T CALL ME CRAZY」

流石にシングルとは順番を変えてきましたか。

晴一作曲が続く感じですね。「NaNaNa サマーガール」からのギャップもすごい。

ジョバイロ

シングルコーナーの最後はポルノの王道とも言えるこの曲で締めます。

いい仕事してます。

ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY」のレビューはこちら!

factorial.hatenablog.jp

ここでやっと歌詞が入ってきますが、歌詞自体はよく意味がわかりません。

ここからは架空の人物コーナー。

「月明りのシルビア」

インディーズ時代からの成長を確かめるためにMTRカセットで録音したのですが、MTRカセットの音質が良くなっていて、カセットで録った感が出なかったので最初と最後のボタンを押すガチャって音を入れたらしいです。

この曲のみ野崎ブラザーズが編曲しています。

この曲嫌いではないのですが、初めて聴いた時は「サビがないな」と思いました。
ポルノの曲にたまに登場するサビのない曲。個人的には「夕陽の色」「そらいろ」とかもそうでした。

曲調としてはすごくロックしてますし、めっちゃロックバンドやってんなぁという感じでかっこいいのですが、サビが弱かった。

あと「Don't you never falling love」はおそらく文法が破綻してるので誰か指摘してあげてほしかったです。

昭仁の歌い方はとてもかっこいいです。

「Mr. ジェロニモ

これはこれで昭仁らしい。
「クリスチーナ」に通じるような、ぶっ飛んだ作品になったと思います。
若干狂ってる感じもあり。

「クリスチーナ」とかこれとか、「空蝉」とか、勢いだけで作ったような曲が初期の昭仁曲にはたまにありましたよね。
それが良い曲だったかは別として、昭仁のちょっと狂ってる部分というか、それこそ彼のロックな部分が垣間見えて好きでした。

それは躁鬱ベイベー 病巣マンデー

こことか意味わからなさすぎますからね。

会話富んでも恋は No flyで

っていう「富んで」と「飛んで」をかけてやや滑ってる感じも可愛らしですよ。

しまいには

飽和な愛は シャラップ&ダンスでぃ

ですから。

何やねん、「シャラップ&ダンスでぃ」って。

「でぃ」って。

「横浜リリー」

最後にリリーがいてくれて本当によかった!
この曲がないと架空の人物コーナーはもうオチのないコントを見せられているような感じになってしまっていたと思います。

これはもう名曲すぎる。シングルでもよかったレベル。

「リリー」と呼ばれる女性が、何やら危険な香りの漂う男のことを思いながらも最終的には一人になってしまうという物語。

港町で暮らす女にお似合いの名前だと言って
私をリリーと呼んだキザなとこも

キザすぎる!!
イメージ的には昭和ですね。当時は平成ど真ん中でしたが、なんとなくそういうレトロなイメージがありました。

ストーリーについてはみなさん知っていると思うので、歌詞の中で好きな部分、気になる部分を列挙していきますね!

どうせ私のこと不幸にするなら他にいい女が
できたとかね そんな泣けるものにして

ここね。この時点でリリーと呼ばれる女性は、男の命の危険に気づいているんだけれどもどうしようもできないんですよね。
「他にいい女ができた」くらいなら泣いて忘れればいいけど、そもそも死んでしまったら泣いたってどうしようもない、忘れることもできないじゃないか。
ということだと思います。
ことの重大さを直接的にじゃなくて、他の事柄を引用して表現するのってかなり難しいと思うんです。だからこそこの表現は秀逸だなと思います。

どんな嘘だって知らないふりをしてきてあげたけれど
部屋のドアを出る時の「じゃあ、また」は嘘じゃ許さないから

ここもね、Aメロと同じような手法で語られているし切ないんですけども。

それ以上に、「部屋のドアを出る」って言いますか?
「ドアから出る」とかならわかるんですが、「ドアを出る」ってあまり言わないと思うんですよ。

この11年後に「Working men blues」でも

そりゃもちろん君さ そう言ってドアを出てきた

と言っているので、晴一的には普通なのかなと思いましたが、個人的には違和感があります。
この歌詞を見た時、11年ぶりにドアから出てきたなと思いました。

汽車道の橋で欄干に登ってみせて
果てもない夢の話 こんな結末じゃなかったはずよ

横浜のみなとみらい付近にある汽車道のことですが、汽車道の橋の欄干ってめちゃくちゃ高いですよ!?

果てもない夢の話できるレベルじゃないですよ!?

ということだけは言っておきたかった。いつだか、晴一自身もラジオでこのことに言及してましたね。

たぶんあなたのことね 私なんか忘れちゃって
震えながら泣いて泣いて 引き金を握ってる

ここもね、そのシーンが鮮明に浮かぶほど切ないシーンです。こういう映画のシーンありますよね。
ただ、「引き金を握ってる」という部分が若干気になりますね。

引き金は握ったら弾でちゃうと思うんですよ。
きっと引き金に指をかけてるということを言いたかったんでだと思います。銃を握ってるだけじゃなく、もう引き金を引く寸前まで来てるという。
音数的にもわかりやすさ的にも仕方ないと思うんですけど、引き金にぎったら弾出ちゃうよなと、ずっと気になってました。
ゆずの『夏色』の「ブレーキいっぱい握りしめて」と似たような、ブレーキいっぱい握りしめたらそもそも進まないよねっていう。

横浜のリリーは今 違う街に暮らしてる
誰も彼女のことをリリーとは呼ばない遠い街で

ここと冒頭の

横浜のホテルで街の灯を一人見下ろす
女は細い指でおざなりのキスの名残を拭う

はどちらも物語の語り手視点になっているんですよね。
そして、内容が対照的になっています。

冒頭のリリーはもちろん横浜にいて、男とおざなりのキスをして見送ったところなんだと思います。
そして終わりの部分では、男を失って横浜を離れ、遠い街で暮らしている。

冒頭と最後でしっかり物語の起承転結の「起」と「結」が描かれていて、まるで映画を一本見終えたような気持ちになります。

そしてこの最後のサビの歌詞は本当にすごいと思うんです。

誰も彼女のことをリリーとは呼ばない遠い街で

この1行だけで、男が死んでリリーが一人になってしまったこと、そしてリリーが港町ではない別の場所に住んでいることがわかってしまうんですよ。
その事実だけでなく、リリーがもうリリーと呼んでもらえないことの悲しさとか、わざわざ街を出たということは、そうでもしないと忘れられないくらいに悲しみにくれていることとか、そういうことまでも伝わってくるフレーズだなと思って。

こんな歌詞を書ける広島出身のギタリストはどこを探しても新藤晴一しかいないんじゃないでしょうか。

本間さんの曲もアレンジも秀逸ですが、この歌詞がはまってさらに魅了が増していると思います。

ついに最後のコーナー。

アレンジは「m-NAVI 3」と似ていますが、歌詞が全く違います。
有名なバンドの名前も出てきています。

ここからは最後まで楽しんでのコーナーです。

「ライン」

この世の中にまた一つ名曲が生まれた瞬間です。

昭仁が作った曲の中で一番切ないんじゃないかってくらい切ないですし、晴一が書いた歌詞の中で一番切ないんじゃないかってくらい切ないです。
まぁ一番というのは大袈裟ですが、メンバー二人の才能が結集されてできた名曲です。

失恋の曲なんですが、なぜ失恋したのかは語られていません。
主人公の男性が告白したんだけども、「気の合う友達」でいようと言われて振られたのかもしれません。

もしくは明確な告白などはしておらず、相手に既に彼氏がいたとか、相手の言動で自分に気がないことがわかってしまったとか、それで会話の中で「気の合う友達だよね」みたいなことを言われて自分には可能性がないことを悟ってしまったとかなのかもしれません。

夜更け過ぎに話すほどの特別な話題など
昨日までも今日からも僕には思いつけないで

とあるので、この主人公がどこまで行動したかはよくわからないですね。

でも、

切ない記憶ひとつひとつ 白くて冷たい吐息に消して

とあるので、告白はしているのかもしれません。
もちろん、今までの何気ない会話や、遊んだりした時の楽しかった記憶そのものが、今ではもう切ない記憶ということなのかもしれませんけども。

何も最初からなかった

というのはあまりにも悲しすぎる。

誰もが君の笑顔見つめ
僕だけうつむき 君のスニーカー見つめる
それでもそばにいられるなら 微妙な距離さえ愛おしくて

おそらく友達のままでいることはできるんでしょうけども、今までのように当たり前に顔を見て話すことはできないんでしょうね。
それで目を合わせられず、俯いて足元ばかりを見ている。

好きになりたくなかった

この言葉が刺さりますね。
好きになりたくなかったと思うほど好きだったんでしょうから。

この主人公の辛さは想像すると、本当に切ないですね。

ちなみにこの曲はアルバムリリース時のリード曲扱いだったので、「ミュージックステーション」でフルサイズで披露されました。

「グラヴィティ」

これもいい曲ですよ。

Aメロの雰囲気が本当に好きで、夜の空中ブランコというシチュエーションがぴったりです。

あたかも歌詞が先にあったような詞を作ることを心がけている、と晴一は言っていますが、この歌詞はまさにその通り。
秋冬の寒くなってきた時期の透き通った夜空をイメージしながら聴いています。

Cメロで一気に盛り上がっていってからの落ちサビ、そして最後のサビでは昭仁のフェイク・シャウトが炸裂するという、最後の最後まで飽きさせない、イントロからは想像できない熱量の高さに圧倒されます。

最後のサビはカラオケでは恥ずかしいかもしれませんが、本人になったつもりでやり切るのがプロだと思っています。

「NaNaNa ウィンターガール」

こちらは「NaNaNa サマーガール」の続編。夏の海岸で出会ったあの子と、冬の街で再開するけども…。

大瀧詠一さんの「君は天然色」をオマージュしたアレンジになっています。
聴き比べてもらったら誰でもわかるくらいまんまです(笑
いわゆるナイアガラサウンド

Bメロの2拍3連のリズムを刻んでる伴奏なんかはまさにそれですね。

リリース当時には「君は天然色」という曲をあまりちゃんとは知らなかったので、そんな曲があるのねくらいにしか思っていませんでしたが、大人になって原曲を聴いて、思った以上に本気でオマージュしてるなと気づいてからさらにこの曲が好きになりました。

ナイアガラサウンドと冬ってあまり繋がるイメージがなかったのですが、この曲でそのイメージができてしまい、自分で趣味で作った冬の曲にもちょっとそれっぽい要素を入れてみたりしました。

この曲だけ何故か配信されていないのが勿体無いです。

初回生産限定盤の特典ではあると思いますが、もう手に入るわけでもないし、配信じゃないと聞けないと思うのでぜひ、今からでもリリースしてください!

おわりに

久しぶりにアルバムをレビューしたので疲れましたね。
曲数が多いですから。

このアルバムは高2の秋にリリースされたので、僕にとっては青春そのものです。
高2の秋なんて、青春でしかないですからね。秋だけど。

高2の秋のあれやこれやを思い出しました。

次回は、アニメ主題歌にもなったあのシングルを紹介します!お楽しみに!



アルバムツアーでアリーナツアーやってほしいですね!