はじめに
こんばんバス！
ついに8月3日がやってきました！
12thアルバム「暁」の発売日です！
そして17年前の今日、こちらのシングルがリリースされました！
「NaNaNa サマーガール」作品情報
Title: NaNaNa サマーガール
Release date: 2019/7/31
Tracks:
1. NaNaNa サマーガール
作詞：新藤晴一 作曲：新藤晴一 編曲：ak.homma, ポルノグラフィティ
2. PRISON MANSION
作詞：新藤晴一 作曲：ak.homma 編曲：ak.homma, ポルノグラフィティ
3. 稲妻サンダー99
作詞：ポルノグラフィティ 作曲：ポルノグラフィティ 編曲：ak.homma, ポルノグラフィティ
オリコン週間ランキング初登場: 3位(最高位)
累計売上枚数：11.6万枚
作品概要
2005年3月2日リリースの「ネオメロドラマティック/ROLL」以来5ヶ月ぶりのニューシングル。
同日発売のシングルは浜崎あゆみの「fairyland」、aikoの「キラキラ」(偶然ですがこちらも18thシングル)でした。
この週のオリコン週間ランキングは
1位：浜崎あゆみ「fairyland」 (累計30万枚)
2位：aiko「キラキラ」 (累計20万枚)
3位：ポルノグラフィティ「NaNaNa サマーガール」 (累計12万枚)
となっておい、かなり激戦の週でした。
累計売り上げが約10万枚ずつ差がついているのが面白いですね。
ポルノグラフィティとaikoは割と仲がいいのですが、シングルのリリース日が被るのは結構珍しいかも。
相手が「キラキラ」なら負けても仕方ないと思っています。
全曲レビュー
「NaNaNa サマーガール」
この曲、僕は結構好きです。リリースされた当時から好きでしたし、このシングルも擦り切れるほど聞いたと思います。高1の夏でした。
ですが、リリース当時はポルノファンへの受けはあまりよくなかったように記憶しています。
この頃のポルノには割とありがちなことなのですが、メンバー作曲のシングルは本間さん作曲のシングルに比べ売り上げが落ちる傾向が顕著です。
特に、前作「ネオメロドラマティック/ROLL」が20万枚以上売れたのに対して、「NaNaNa サマーガール」は半分しか売れていません。
ファンからも、ファン以外からもあまり支持されなかったシングルと言えるわけです。
確かに、本間さんの作った過去の夏うた「ミュージック・アワー」や「アゲハ蝶」に比べればキャッチーさは薄れますし、歌詞の内容も当時のポルノにしてはすごく軽いというか、「なんかオレンジレンジみたい」という人も見かけたくらいです。
(別にオレンジレンジの曲が軽いと言っている訳ではなく、ポルノのファンはポルノにそういうノリをあまり求めていなかったが故の発言だと思います。)
それに加えて、このシングルはツアーの真っ最中に製作されており、昭仁の声の調子が明らかによくありません。
2004年〜2006年ごろの昭仁は喉の調子があまりよくなかったと思いますので、ツアー真っ只中のシングルリリースはかなり過酷だったのではないかと思います。
そういう色々な理由があって、なんとなく弾けきれてない夏うたのイメージをもたれているのかもしれません。
でも、その弾けきれてないところが良くないですか？
ビキニと下着の違い
は僕にも良くわかりませんよ。
でもそんなことわからなくてもいいんだと思わせてくれるちょうどいい脱力感がこの曲にはあると思います。
ブラの秘密も はみ出さぬ恥じらいも
綺麗の努力 俺なら全部気付いてやる
こことかめっちゃいいじゃないですか。
晴一のトーキングモジュレーターもいいし。
この曲をカフェイン11でリモート演奏してくれた時は涙がちょちょぎれそうでしたよ。
最近はあまりフェスに出ないですが、夏フェスに出て、ぜひ披露してほしいですね。
そしてファン以外の人をポカーンとさせてほしいです。
ぜひ。
「PRISON MANSION」
普通に考えたらこちらをシングルにした方が良かったと思います。
明らかにシングルにするつもりで作ってますし。
現代の日本という国を牢獄という名のマンションに例えている歌詞も秀逸です。
2Fにはトイプー付きのSoldier
その手前には引きこもりのReggae Men
など、登場人物が全員狂ってるのも好きですし、この部分の歌い方も好きです。
2番の
4Fは重いC02背負う .Children
は確かMr.Childrenのことを指してるんですよね？だから「.」がついている。
サビの
PLEASE! PLEASE!
の歌い方がとても気持ちいいです。
Just now hold out
の「hold out」が「おうどん」に聞こえるときがたまにありますよね。
あと2番サビの
最終型の現代のその先まで見渡したいなら
の歌詞のハマり具合が結構好きです。
アウトロで昭仁が「please」みたいなことをなんか喋ってるとこも好きです。
これがシングル曲になってれば、きっとライブでもそこそこの頻度で披露されたかと思いますが、ここで「NaNaNa サマーガール」を選んだのが、自分達の曲で勝負したいという気持ちの表れでもあるでしょうし、ロックだなと思います。
「稲妻サンダー99」
「作詞・作曲：ポルノグラフィティ」というのは初めてだったので、収録曲が発表された時はどんな曲だろう！？とワクワクしました。
聞いてみれば、というか歌詞カード開いた時点で「え？」みたいな。
聞いてみると、ハロプロでいうところのトンチキソングでしたね。
このギターのフレーズもろあれじゃんと思いましたが、微妙に違うんですよね。だからセーフ。
"SWITCH"ツアーの出囃子に使われていたのが懐かしいですね。
出囃子をわざわざシングルのカップリングに入れるという。
ちなみに「99」は演奏時間が99秒だからだそうです。
おわりに
夏はまだまだ続きますので、今年の夏も「NaNaNa サマーガール」を筆頭にポルノの夏うたを聞いて盛り上げていきたい。
そして、本日リリースになった「暁」も！
こちらも近々レビューできればと思います。
では！
「NaNaNa サマーガール」と言えばこのライブ！！
